姉の入院がきっかけで・・・

姉の入院-婚活

私が婚活を始めるきっかけになったのが、姉の入院がきっかけでした。

姉は、一人暮らしだったため入院しているときの着替えの準備や入院中の世話を近くに住んでいる私が親に頼まれて行いました。

私も姉もあまり結婚願望がなく、一人で気ままに暮らせる生活を気に入っていました。

しかし、入院して精神的に弱った姉を見ていると、やはりいつまでも若いままではいられないから、家族はもった方がいいなぁと思いはじめました。

姉は、一流企業に勤務しているため、福利厚生がしっかりしているため、入院中も休業補償をしてもらい退院後はすぐに復帰できました。

しかし、私はフリーのイラストレーターをしているため、もし姉のように病気で仕事ができなくなったら、すぐに生活が苦しくなります。

それを考えると経済的に安定した人と結婚したいと考えるようになりました。

私の周囲にいる同年代の独身の異性は、私と同じ不安定なフリーの仕事をしている人が多いため、婚活で相手を探すことにしました。

最初は、姉の会社の人を紹介してもらおうかと頼みましたが、姉は以前友人に同僚を紹介したときにうまくいかなくなったことがあり、友人とも同僚とも気まずくなった過去があるため、断られました。

ネットで婚活の種類や方法を調べてみると、一番経済的に安定した身元のしっかりした人と出会えるのは結婚相談所がよいことがわかりました。

しかし、結婚相談所は、入会金や月会費などで20万から30万ぐらいお金が必要になることを知り、断念しました。

友人に相談すると、大阪にある昔ながらの個人の仲人さんが行っている結婚相談所を紹介してもらいました。そこは、もともと生命会社の保険勧誘員を行っていた女性が、そのときに培った人脈を活かして趣味の延長で結婚のお世話をしている小さい会社でした。

女性からは入会金として3万円程度もらうだけでそれ以外の月会費などはとらない制度のため、私でも支払うことができました。

会社は、大阪駅の近くにあるビルの一室にありました。

元生命保険の勧誘をされていた社長さんは、人当たりが柔らかくて信頼できそうな人でした。

そこの一室で簡単なプロフィールと事前に用意するようにいわれていた書類を渡して契約成立しました。

書類は、戸籍謄本と学歴証明書の2通でした。

契約に関する手続きが終わったら、さっそく希望する相手の好みや条件などを聞かれました。

私は、経済的に安定した人で私のイラストレーターの仕事を結婚後も続けることを承諾してくれる人を希望条件にしました。

その後、社長さんはいくつか男性会員のプロフィールが掲載されたファイルを私に見せてくれて、その中から気に入った人と来月ぐらいにお見合いのセッティングをしてもらうことになりました。

私が選んだ人は、高校で美術教諭をしている2つ年上の男性でした。

その場で社長がお相手の人と連絡をいれてくれて、すぐに日程が決まりました。

お見合いは、大阪駅の近くにあるホテル内のカフェで行うことになりました。

お見合いのときはワンピースやせめてスカート姿がよいといわれていたので、前もって買ったばかりのベージュのワンピースを着て行きました。

仕事では、汚れてもいいようなデニム姿が多かったため、久しぶりにワンピースを着たのですごく緊張しました。

社長は、お見合い相手の男性を連れてきて、最初の15分だけ同席した後、会社に戻っていきました。

最初は緊張していましたが、お互い絵に関連した仕事をしているため、徐々に好きな絵画の話などで会話が弾みました。

その日は、ホテルのロビーで2時間ほどお茶をして帰りました。

後日、社長にお相手との交際を希望する旨を伝えました。

その後に、社長を通じてお互いの電話番号を交換することになりました。

次回は、神戸の県立美術館にデートする予定になっています。

カテゴリ:婚活 大阪